連合広島ニュース

2016年新年のご挨拶

投稿日:2016年1月1日 | カテゴリー:連合広島ニュース

輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

旧年中に寄せられました連合広島に対するご支援に、心から感謝申し上げます。


昨年を振り返ると、労働保護ルール改悪阻止に全力を挙げて取り組みました。しかし、安倍政権は、多くの欠陥が指摘された労働者派遣法の改悪に続き、憲法及び国の基本政策に関わる安全保障関連法案を数の力で強引に成立させました。立憲主義や民主主義を軽視した安倍政権の政権運営は決して忘れてはなりません。

政府は新たに「新3本の矢」として「GDP600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」を唐突に掲げ、「一億総活躍社会」という耳障りは良いが実態の見えない社会像を打ち出しました。しかし、働く者の代表が参加できない場で「GDP600兆円には3%台の賃上げが必要」と言及したこと、交渉事項である労使の努力で生み出した成果の配分に、政府が水準を示し、一方的に働きかけること等はお門違いです。また、子育てや介護施策についても箱モノへの投資が中心で、その担い手である労働者の確保は後回しにされ、政策の優先順位にも疑問が残ります。

持続的な経済社会のためにまずやるべきこと、その担い手である「人に焦点を当てる」ことこそが、政府の成長戦略の核にあるべきです。いま必要なのは、聞こえのよい政治的スローガンではなく、実効性ある政策です。


連合は、強大な与党と対峙するため、新たな取り組みとして「クラシノソコアゲ応援団!2016連合キャンペーン」をスタートさせました。これまでの取り組みに加え、連合の考える「働く人が報われる社会」を念頭においた対抗軸を広く世の中に訴え、共感の輪を広げる運動を進めてまいります。まずは、働く者全体の「底上げ・底支え」「格差是正」につなげる2016春季生活闘争、そして健全な民主主義を取り戻すための次期参議院議員選挙の必勝など、私たちがめざす社会の実現に向けて総力を挙げて取り組まなければなりません。


未来を切り拓いていくのは私たち働く者一人ひとりの意思と思いと行動の集積です。

連合広島も、組合員の皆さんの知恵と力を結集しながら、「社会の不条理」に立ち向かい「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、県内の働く仲間の連帯を深め、すべての働く者の立場にたった運動を推進してまいります。


皆様の引き続きのご支援をお願いするとともに、本年が実り多き一年となりますよう祈念し、年頭の挨拶とします。






 

日本労働組合総連合会

広島県連合会(連合広島)

会長  久光  博智

連合広島ニュース