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すべての働く者を連合の輪へ 「安心社会」を切り拓こう! 連合広島 第22回大会開催

投稿日:2015年11月20日 | カテゴリー:連合広島ニュース

連合広島は、11月20日(金)に広島市西区民文化センターにおいて第22回大会を開催しました。この大会では、向こう2年間の運動方針や新たな役員体制などを決定し、職場や地域で顔の見える運動をすべての構成組織・地域協議会が一体となって取り組んでいくことを確認しました。

 



□久光会長挨拶(要旨)

■はじめに■

広島豪雨災害から1年あまりが経過したが、今年も記録的な豪雨、地震や火山の噴火などにより、全国各地で大きな被害がもたらされた。あらためて、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に対し心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧と生活再建をお祈りする。


■政策・制度への対応■

第189回通常国会では「労働者派遣法改正案」と「安全保障関連法案」に対し、多くの国民が「説明不足」「議論が尽くされていない」と反対や疑問の声を上げたにもかかわらず、政府・与党は数の力で強引に成立をさせた。更に、今国会では先送りとなった労働基準法の改正や解雇の金銭解決制度など、将来を担う若者や子供たちにも大きく影響する労働法制の改悪も掲げられている。連合では、こうした現政権・与党の政策に共通する価値観の問題点を浮き彫りにし、労働者・生活者の立場にもとづく対抗軸の構築と世の中に共感を広げる運動を検討している。


■政治活動■

巨大与党の暴走を止め、働く者や生活者の声に向き合う政治体制の構築に向け、極めて重要なステップである参議院選挙が来年夏に実施される。連合組織内比例代表候補者12名全員の必勝と広島選挙区の推薦候補者「柳田稔」の議席を死守するため、連合広島の総力を挙げて取り組んでいく。政治は私たちの働き方やくらしと直結している。また、18歳選挙権の導入も決まっており、労働組合としてしっかりと職場と向き合い、個々人にとってどんな影響があるのか?組合員一人ひとりとの対話活動を通じて政治参画への地道な取り組みを積み上げていくことが重要である。


■春季生活闘争■

2015春闘は、連合全体では2年連続となる「定昇込み平均2%」を超える高い賃上げ回答を引き出すことができた。その一方で、企業規模間や非正規労働者の賃金格差の是正は依然として進んでいないとの結果も明らかとなり、連合広島おいても同様の結果となっている。2016春闘は、この成果・課題・取り巻く環境を踏まえ、とりわけ中小企業労働者や非正規労働者の「底上げ・底支え」と「格差是正」に重点をおいた議論が進められている。連合広島では、これを踏まえ、構成組織と力強いスクラムを組み、社会的対話を通じた地場の労働条件の底上げと賃上げの波及力を高める取り組みを進めていく。


■組織拡大■

連合は2020年までに「1000万人連合の実現」をめざした取り組みを進めており、連合広島でもこの2年間で6,548人の組織拡大が実現した。しかし、広島県の調査でも未だ多くの雇用労働者が労働組合のない企業で働いている。「安全に安心して働ける職場」「公正で働きがいの持てる労働条件」を実現していくには労働組合の存在は不可欠であり、連合広島・構成組織・地域協議会が三位一体となった取り組みを進めていく。労働組合を必要としている非正規労働者や中小零細企業で働く人たちに連合の輪を広げていくことが、最重要課題であることを改めて認識し行動に移そう。


■平和運動■

今年は被爆70年の節目の年となり、連合広島としても「核兵器の廃絶と世界の恒久平和実現」をめざし、「次世代への継承」を図るための新たな一歩を踏み出した。一方で、NPT再検討会議に向け、1000万署名等に取り組んできたが、会議の結果は極めて残念なものとなった。引き続き、関係諸団体などと連携した取り組みを進めていかなければならない。また、2016年は原爆ドーム世界遺産登録20周年を迎える。諸先輩がどんな思いでどれだけの苦労をして世界遺産登録を成し遂げたのか、改めて見つめ直し、節目となる20周年記念行事の検討を行っていく。


■取り組みにあたって■

今回の連合の定期大会では、労働組合が働く者の味方との評価はあるものの、連合のメッセージが働く人に充分に届いていないという現状認識が示された。これを踏まえ、連合広島として、「社会の不条理に立ち向かい、自分より弱い立場にある人々とともに闘うこと」「職場や地域で働く労働者の頼りになる存在となること」など、運動のすそ野を広げ、社会に目を向けた労働運動をより一層強化していくために、「組織力」「発信力」「政策立案能力」「政策実現力」を高めていく。この2年間、取り巻く環境は決して容易なものではないが、まずは「参議院選挙の必勝」と職場・社会から共感が得られる連合運動に向けて新たな一歩を踏み出していくことを確認し合う大会としたい。

 

□連合広島2016~2017年度運動方針(総論)□

1.「1000万連合」達成に向け、構成組織、地域協議会との連携を一層強めます。また、組合員一人ひとりが連合運動を共有できることをめざし、連合が設定する「連合の日」をその取り組み強化日とします。

2.社会的に広がりのある運動を展開するために、労働運動のパワーアップに資する、情報発信力の強化および人材育成の推進を図ります。

3.春季生活闘争の社会的波及力を強め、すべての働く者の労働条件の底上げ・底支えと企業規模間・雇用形態間、男女間などの格差是正と均等処遇の実現を図ります。

4.解雇規制や労働時間規制の緩和など労働者保護を後退させようとする政府の議論に対し、労働者保護ルールの改悪阻止に協力に取り組むとともに、学生や組合のない職場で働く人々に、労働組合と公正なワークルールの必要性についてアピールする様々な取り組みを展開します。

5.「核兵器の廃絶」「世界の恒久平和実現」に向け、被爆地の地方連合会として引き続き先頭に立って推進するとともに、平和運動の次世代の継承に取り組みます。

6.連合広島「第4次男女平等参画推進計画」の着実な実行により、男女が対等・平等で人権が尊重され、役割と責任を分かちあう男女平等参画社会の構築に取り組みます。

7.連合広島と各地域協議会のしっかりとした連携で、「地域に根ざした顔の見える連合運動」を展開します。

8.「働く者・生活者」の立場にたった政治勢力拡大への反転攻勢の起点とすべく、第24回参議院議員選挙を総がかりで取り組みます。

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