連合広島ニュース

2022春季生活闘争~未来をつくる。みんなでつくる。

2022春季生活闘争もいよいよ最大のヤマ場を迎えます。

コロナ禍は未だ収束が見えませんが、20年以上にわたる賃金水準の低迷や不安定雇用の増大、中間層の縮小など、傷んだくらしと雇用、そして労働条件をこれ以上放置することはできません。

この状況を打破するためには、経済成長や企業業績の後追いではなく、経済・社会の活力の原動力となる「人への投資」が必要であり、すべての労働組合が要求し交渉することで、労働組合のない職場も含めすべての働く者の雇用・労働条件を引き上げ、社会全体の未来をより良いものにします。

連合広島は、各構成組織と連携して「未来をつくる。みんなでつくる。」を合言葉に、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、すべての労働者の『底上げ』『底支え』『格差是正』と『働き方の改善』に取り組みます。

最大のヤマ場を迎えるにあたり「連合広島2022春季生活闘争広島中央総決起集会」を3月5日(土)に開催しました。2月以降の新型コロナウイルス感染状況が、不透明なことから安全面を考慮し、大規模集会の開催を見送り、会場に約30名、YouTubeLIVE視聴で約180名の仲間が集結しました。

 冒頭、連合広島2022春季生活闘争本部大野本部長の挨拶で、「忘れてはならないのは、この1年間のコロナ禍において様々な環境変化のなかで、職場を支えてきた組合員が、春闘に対して大きな期待を寄せています。経済の後追いではなく、経済・社会の原動力となる「人への投資」を優先し、賃上げの流れを継続することにより「底上げ」「底支え」「格差是正」を通じて、すべての働く者の処遇を「働きの価値に見合った水準」に引き上げ、分配構造の転換につなげる必要があります。2022未来づくり春闘において、産業・企業のおかれた状況は異なりますが、最後まで要求実現に向けて、粘り強く取り組んでいきましょう。」と述べるとともに連合広島春闘構成組織を代表して基幹労連広島県本部 谷口委員長より力強い決意表明がありました。

最後に福田青年委員長によるガンバロウ三唱により集会を閉会しました。

当面の主な日程
●3月14日(月)~18日(金)第1選考組合回答ゾーン
[ヤマ場]3月15日~17日
●3月21日(月)~31日(木)3月月内決着回答ゾーン