連合広島ニュース

2024年新年のご挨拶
会長 大野 真人

新年、明けましておめでとうございます。

昨年を振り返れば、コロナ禍からの日本経済や日常生活は回復してきましたが、様々な要因で継続している原材料価格の高騰と物価高は、企業経営や生活者に大きな影響をもたらしました。また、人口減少という課題は、3年半にも及んだコロナ禍の影響も相俟って、ますます深刻になっています。このことにより、将来の医療・介護・年金などの社会保障制度や、人材不足がより深刻になるなど、日本社会・産業構造や働き方は大きな転換点を迎えています。

これらの課題を踏まえると、将来を見据えた包摂的で持続可能な社会を構築することが重要であり、政策・制度課題の実現を強化しなければなりません。その政策実現力を高めるためには、ともに運動を進める各級議員の存在なくして成しえません。迎えた2024年は結果が求められる様々な課題があります。先ずは2024春季生活闘争、そして各級地方選挙に加えて、いつあるかわからない解散総選挙や第27回参議院議員選挙の準備を進めることになります。

連合広島としては、「誰一人取り残されることのない社会」の実現をめざし、ジェンダー平等の視点をあらゆる場面に反映し、働く仲間と生活者の理解と共感を得る活動を推進していきます。

2024年が実り多い1年となりますようご祈念申し上げ、新年の挨拶と致します。